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Tさん インタビュー
| Tさん

2023年入社
ドライバー

27年間の工場勤務、そして過酷な現場作業。56歳で直面した「将来への不安」

インタビュー写真1

私は九州の佐賀県出身ですが、高校を卒業してすぐにこの大津の地へやってきました。以来、地元の半導体工場で27年間、実直にライン作業に従事してきました。しかし45歳の時、不況によるワークシェアリングという大きな転機が訪れます。会社の方針で、見知らぬ土地である神奈川県の工場へ半年間派遣されることになったんです。慣れないハードワーク、そして全く知らない土地での一人暮らし。その経験は私に強い不安を植え付け、「このまま会社に身を委ねるだけでいいのか」と、真剣に転職を考えるきっかけになりました。その後は持っていた資格を活かし、太陽光パネルの設置といった電気設備の建設現場で働いていました。しかし、50代半ばを過ぎると、屋外での過酷な長時間作業や、重いケーブルを担いでの運搬が想像以上に体に堪えるようになりました。真夏の炎天下や真冬の凍てつく現場で、若い世代と同じスピードで動き続けるのは、肉体的にも精神的にも限界が近づいていました。「あと10年、15年とこの過酷な現場で踏ん張れるだろうか」。そんな将来への危機感を抱いていた時に出会ったのが、定年を気にせず70歳まで現役で働けるという、タクシーという新しい選択肢でした。

「活気」と「ブランド」が決め手。70歳まで現役でいられる場所を探して

インタビュー写真2

タクシーなら自分のペースを守りながら、これまでの経験を活かして長く働ける。そう確信した私は、滋賀県内のタクシー会社を数社比較検討し、実際にいくつかの事務所へ足を運んでみました。そこで驚いたのは、会社によって社内の雰囲気が全く違うということでした。他社はどこか静まり返っていて元気がない印象があり、駐車場に並んでいる車体も古さが目立っていました。正直に言って「ここで毎日楽しく働いている自分の姿」が、どうしてもイメージできなかったんです。対してヤサカの事務所を訪れた瞬間、その直感は180度変わりました。社員同士の明るい挨拶が飛び交い、外には最新鋭の「ジャパンタクシー」が美しく整列していたんです。その活気あふれる光景を見て、「ここならブランド力もあるし、会社が潰れる心配をせずに70歳を超えても長く働ける」と確信しました。二種免許の取得支援制度もしっかりしており、未経験の私でも「ここなら新しい人生の第2幕をスタートできる」と、迷うことなく一歩を踏み出すことができました。何より、自分の頑張りがダイレクトに評価と収入に繋がるというタクシーならではの仕組みが、当時の私には非常に魅力的に映りました。

前職を超える収入と、ストレスのない「自分だけの時間」

インタビュー写真3

実際にハンドルを握り始めて1年半が経ちますが、今の生活には心から満足しています。まず何より驚いたのは、収入が前職の現場仕事よりも大幅に上がったことです。現在は手取りで30万円台後半を安定して稼ぎ出すことができており、自分の努力が目に見える数字として返ってくる面白さを日々実感しています。働き方の質も劇的に変わりました。以前の工事現場では、お昼休憩の時間まで1分単位で厳格に決められており、常にチーム全体の進捗を気にしながら、周囲の顔色を伺って動く必要がありました。しかし今は、車内という自分だけの空間で、すべてを「自分のリズム」でコントロールできます。「今日は少し体が重いから、早めにしっかり休憩を取ろう」といった調整が、自分自身の判断一つで完結します。この「対人関係のストレスから解放された自由」は、私にとって何物にも代えがたい価値があります。「2日働いて1日休み」というサイクルも、自分の体調管理には理想的で、プライベートの時間も劇的に増えました。休みの日は、自宅で撮り溜めた録画番組や配信ビデオを心ゆくまで眺めながら、お昼から冷えたビールをゆっくりと楽しむ。そんな、かつての忙しない日々では考えられなかった贅沢なひとときが、今の私にとっての最高の報酬になっています。

「ありがとう」の言葉と、観光案内という新しいステージへの挑戦

インタビュー写真4

日々の業務では、地域のお客様から「毎日こうして来てくれて本当にありがとう」と声をかけていただく機会も増え、少しずつ顔馴染みの常連さんも増えてきました。お客様に「助かるわ」と言っていただけるたびに、この仕事を選んで本当に良かったと、誇らしい気持ちになります。さらに、滋賀ヤサカには単なる送迎にとどまらない、専門性を高めるチャンスも用意されています。私は入社後に自己研鑽を重ね、「京都検定3級」や接遇の資格を取得しました。その結果、現在は比叡山などの観光案内という、より高度な仕事も任せてもらえるようになったんです。お客様を観光施設へご案内し、自分自身の言葉でその土地の歴史や魅力をガイドする。これまでの工場勤務や現場作業では決して味わうことのできなかった、「サービス業としての深い喜びとやりがい」を毎日のように感じています。今後はこの良好なコンディションを維持しつつ、さらに長距離の仕事や、より専門的な観光案内も任せてもらえるよう、技術と知識を磨き続けていきたいですね。もし、今の仕事に体力的な限界を感じていたり、定年後も長く、自分らしく働きたいと考えているなら、ぜひ勇気を持ってこの世界に飛び込んできてください。自分の頑張り次第で、納得のいく収入と最高の自由が手に入る環境が、ここには確実にあります。

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