CHIKA SATO

  • コーポレートスタッフ
  • 企画グループ 人事労務

Profile
近畿大学卒業後、2005年入社。
リクルーティングプランナーとしてキャリアをスタートさせる。
営業チーム責任者を担いながら、2007年に結婚、2010年に長女、2013年に次女を出産。
産休、育休を経て、制作、庶務、総務業務を歴任し、現在は全社の全メンバーと日々やり取りをするコーポレートスタッフ。
新たに参加して頂く方々への一番初めの導入も一括して担当。
GCDFキャリアカウンセラー、キャリアコンサルタント(国家資格)有資格者
カウンセリングや大学キャリアセンターとの連携の中、地域のより良いマッチングの実現へと活動の幅を広げている。




子育ては毎日小さな事件の連続っ!

私には二人の娘がいます。

毎日できることが増えた感動や、大人では考え及ばないアイディアに驚かされたり、チグハグな言葉遣いに笑わかされたり、悪知恵に、叱るのを忘れて心の中で「なるほど、そう考えたか」と感心してしまったり。


毎日何かしら、心揺さぶられる小さな事件が私の目の前で起こっています。

どれをとっても愛おしい。


私が親として正しい判断ができているか、どう伝えたらきちんと伝わるか悩んだり、大変なこともありますが、娘たちの成長が嬉しくてたまらない日々を過ごしています。



実は、娘たちとは、弊社オフィスでも2年半一緒に過ごしました。

できないじゃなくて、どう実現できるか考える。

長女の育児休暇明け、いざ復帰!という段階で、生活圏内にある保育園は、どこもいっぱいで空きがなく、
現在も社会問題となっている、待機児童問題に直面しました。 

育児休暇後も働きたいと考えていた私は、休暇の延長をお願いするか、もしくは、それが状況として難しければ退職か・・・。
困り果て、代表に相談することに。


働きたい意思はあること、でも状況が難しく復帰ができないことを伝えると、代表が一言。
「子どもを会社に連れてきてもいいよ」と言ってくれました。

最初は冗談かと思いました。
しかし、「昔は子どもをおんぶしながら仕事をし、地域の人と一緒に子育てをしたもの。
大人皆も小さい頃はたくさん泣いて、大きくなったのだから普通のこと。大丈夫!」
その言葉に背中を押され、やってみようと子連れ出勤を決めたのです。

前例がない中、他社で同じような事例はあるか、どうすれば怪我無く安全に過ごせるかなど、情報を集め考えました。

代表始め、皆も、どうすれば実現できるかを自分事のように考えてくれ、一緒に議論を進めていきました。

「机の上にハサミや危ないものを置かない」「シュレッダーは子供がいる時には使わない」などは、皆が率先して声を掛け合い、ルールを作ってくれました。


工夫を凝らした素敵なキッズスペースもできあがり、準備万端!


いよいよ育児休暇からの復帰です。
自分がやると決めたことではありますが、いざ復帰の日が目の前に迫ると、大丈夫かな、うまくいくかなとドキドキして、そわそわして落ち着きませんでした。(笑)

キッズガーデンの卒業

お客様から電話がかかってくるオフィス内で、抱っこをねだり泣きじゃくる娘。
眠くて機嫌を損ねた娘を連れて、オフィスビルの周りをぐるぐる寝るまで歩き回ったこともありました。
あふれた業務を周りにお願いし、負担をかけたこともしばしば。
やっぱり迷惑かけているな。と正直落ち込むこともありました。

それでも皆、遠慮をせずに私に仕事をきちんと任せてくれます。
とてもありがたく、心から嬉しかったことを覚えています。

そして日が経つに連れ、最初は小さな子をどう扱っていいかわからないという人も、だんだんと興味をもって接してくれるようになっていきました。

泣きじゃくる娘を、私が手を離せない時、代わってあやしてくれるようになったり、それはだめよ!と注意をしてくれるようになったり。
時には、お客様も電話口で「今日は声が聞こえないけれど元気にしているか?」
と声をかけて下さいました。

そうして、娘はつかまり立ちができるようになり、歩行器に乗れるようになり、歩き回れるようになり、少しずつ言葉を覚え、目標を達成した人におめでとうと握手をしにいくようになり、ついでにいたずらもたくさんして、多くの人と関わり、学び、成長していきました。

皆が親しみを込めて「キッズガーデン」と呼ぶようになった社内保育園を、長女は1年4ヵ月、次女は1年お世話になり、無事卒園することができました。


出社最後の日には、皆が集まってくれ、卒業証書まで用意をしてくれたんですよ。

最高の福利厚生

人生の中で、こんな素敵なキャリアを積むことになるなんて思いもしませんでした。

今後、結婚や出産などのライフステージに立つ人が出てきたとき、私の経験が少しでも役立てば、不安があったり迷うことがあったならば、ひとつの小さなヒントになれば。

そう考え、社内でランチ会を開いてみたり、抱く想いをアウトプットしたりしています。


「本当に必要な環境は、自分たちで考え整える。」


前例がないことを進めるのは、大変ではありますが、これほど最高の福利厚生はないと私は思います。


一人一人が自分の描きたいキャリアを見つけ、実現していく為の
仕組みづくりや、環境づくりに、できないじゃなく、どうすれば実現できるかを議論して、これからもチャレンジしていきたいと思います!

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